「さる。」と「まる」の よろしくどうぞ。

女のけつを追う女たちのぶろぐ。ときどき真面目

現世での目標。

こんばんは。まるの方です。

 

このブログでも散々書いているように、私は猫さんが大好き。

基本的に毛がもふもふしている生き物は好きなのですが(猿は怖い)、やっぱり猫さんは別格。

つい2,3年前までは、いつか猫さんをお迎え出来たらいいなあ…(*°-°)

と妄想はしつつも、何だかんだで縁がなかった状態。

それが今や、家の中でニャーン、外でタバコを吸えばニャーン、しまいには仕事場までニャーン。どこに行っても猫猫猫…猫漬けの日々を送っております。

 

そんな風に猫☆LOVE♡な私ですが、無償の愛、というわけではありません。

それは人間の恋人にも同じことで、ギブアンドテイクのテイク、リターンの部分はちゃーんと求めているのです。

 

でも猫にリターンを求めるってどういうこと?愛でるとか、もふらせてもらうとか?

 

チッチッチ☝️( ´_ゝ`)

甘い甘い。それもまあ、リターンの一つではあるけど、もっと大きなリターンを期待しているのです。

 

これから先、10年後か20年後か、はたまた30年後か。それがいつになるかは分からないけど、私が死んだ時。

そうそう悪事を働く予定はないけど、私が地獄に落ちることになったとしましょう。

 

 

 

閻魔様「…てことでお前は地獄行きじゃ。」

 

まる「ええっ!?そんな!何かの間違いじゃ…」

 

閻魔様「決まったもんは決まったもん。ほれ、あっちの出口な。」

 

まる「やだやだやだやだ!私はとびきり善人ではないけど、地獄に落ちるほどの悪人でもないもん!」

 

閻魔様「ああうるさい。使いの者たち、こいつを連れて行け!」

 

そうして私が使いの者に脇をガシッと固められた時、

 

 

 

??「ちょっと待つニャ!」

 

そんな声と共に審判室(?)の扉がバーン。

見るとそこには、シマたちを筆頭に生前関わってくれた猫たちの姿が。

 

まる「あ、あんたたち…どうしてここに…。」←気分はヤンクミ

 

シマ「まるちゃん!虹の橋で待ってたのに、いつまで経っても来ないから!」

 

まる「うう…ごめん…(´;∀;`)私にも何が何だか…(´;∀;`)」

 

シマ「閻魔様、話は聞かせてもらいました。」

 

閻魔様「何だお前たちは?」

 

シマ「僕たちは生前、まるちゃんにお世話をさせていた猫たちです。」

 

まる「…(させていた…)」

 

シマ「確かにまるちゃんは性格もちょっと悪いし、世話焼きで鬱陶しいところもあります。」

 

まる「…(性格、?)」

 

シマ「でもそんなまるちゃんに救われた猫は確かにいて、僕もその内の1匹なのです!

性格はちょっと悪いけど、生き物を大事に思う心は持っているのです!」

 

まる「…(性格悪い2回言ったな)」

 

閻魔様「じゃがもう決まったことじゃ。その人間は地獄行きじゃ。」

 

猫's「閻魔様!僕もまるちゃんのご飯を食べてあげて美味しかった!」

猫's「私も猫じゃらしで遊んであげて楽しかった!」

 

ニャーニャーと声を挙げる猫'sからの嘆願を受け、

 

閻魔様「ふむ、ならばその人間、お前たちが救うがよい。」

 

猫's「え…?そんニャ…僕たちで救うって、どうやって…」

 

猫's「…ザワ…ザワザワ…」

 

 

 

シマ「そうだ💡みんな、

 

 

 

ヒゲを1本抜くんだ!」

 

猫's「ヒゲを??…ニャんかよく分かんニャいけど、分かった!はい!プチン」

 

次々に集まるヒゲを手に、

 

シマ「これをあーしてこーして…

 

 

よし、まるちゃん…

 

 

このヒゲを登っていくんだ!」

 

まる「あ、あんたたち…(´;∀;`)大事なヒゲを…痛かっただろうに…ありがとう!ほんとにありがとう(´;∀;`)」

 

そうして猫たちが見守る中ヒゲを掴み、足を地面から離した瞬間、

 

 

 


ピシッ

 

 

まる「!」

 

今離したばかりの足を地面に戻し、ふう、と一息つき、

 

まる「……あの、ほんとにごめん…

 

 

もう1本ずついい?」

 

猫's「えっ⁉︎(;`Д´)」

 

まる「いやあの、ごめん。あんたたちを見送ったあとも順調に肥えちゃって…。このまま登ると、多分ちぎれる…。マジごめん…。」

 

猫's「」

 

呆れた顔をする猫、ため息をつく猫、それでも1匹、また1匹とヒゲを抜き、シマが補強。

 

シマ「これでどうかニャ…?」

 

まる「…(強度確認中)」ビヨンビヨン

 

まる「うん、これなら大丈夫!みんな、ほんとにありがとう(´;∀;`)」

 

シマ「…ほんとに大丈夫?僕やミルたちは特別お世話させてあげたし、もう1本ずつぐらいなら…」

 

まる「だ、大丈夫だって(;`Д´)ほら、さっきより全然切れる気配ないもん!」ビヨンビヨン

 

 

こうして猫たちに助けられた私は虹の橋でみんなと再会し、無事天国に行くことが出来ましたとさ。

 


めでたし、めでたし…

 

 

 

 

ってゆーリターンを期待してる。

 

ので、私はこれ以上肥えない、というのが現世での目標です。

 

それでは、よろしくどうぞ。