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女のけつを追う女たちのぶろぐ。ときどき真面目

筋肉は全てを解決する。

こんばんは。まるの方です。

 

昼間は暖かい日もありますが、夜になると途端に寒いですねえ…。

私は年々寒さに弱くなり、これはきっと筋肉が落ちたせいだ、若さとは…筋肉なのかもしれない…なんてことを日々考えております。

 

さてそんな我が家、12月にお母さんがバチバチに体調を崩しておりました。

と言ってもほんとーに具合が悪そうだったのは2日ほどで、あとはご飯ももりもり食べるし、さすがに回復早ぇな、という具合で。

 

しかし今回体調を崩したのには、ちゃんとした原因がありました。

 

それが溶連菌。

 

正式名称(?)としては溶血性連鎖球菌なのですが、長いので溶連菌で書いていこうと思います。

 

よく子供が罹ることがあるらしく、お子さんがいらっしゃる方だと聞いたことがあるかもしれませんが、溶連菌には人食いバクテリアという別名があります。

もしかするとこちらの名前の方がメジャーかもしれませんね。インパクトすげえもんね、人食いって。

 

この溶連菌、普段私たちの咽頭や表皮にも存在する常在菌で、感染したとしても無症状だったり、ちょっと喉痛いな、ぐらいで済む人が多いのだそう。

しかしそこから全身倦怠感、発熱、咽頭痛、吐き気など、これ風邪じゃね?という症状に進むこともあり、お母さんの場合まるっきりこれ。初めはちょっときつい風邪ひいたな、ぐらいに思っていたそう。

ただ今のご時世、発熱があるとコロナが疑われるため病院に行き検査もしたのですが、そちらは陰性。

じゃあやっぱり風邪かーと思っていたのですが、先生から勧められ溶連菌の検査も受けることに。

その後溶連菌が原因であることが判明し、抗菌薬にて今はすっかり回復。

 

したのですが、溶連菌怖すぎ。

 

あの、溶連菌ってA群、B群みたいに型があるんだけど、A群が一番メジャーらしいのね。でお母さんが罹ったのもまあA群でしょうってことで。

でもね、冒頭で触れた人食いバクテリアの原因となるのもA群なの。

 

じゃあ何でお母さんは大丈夫だったのか、って?

 

 

たまたま。

 

基本的には喉や皮膚なんかの表面的な部分に感染してそのあたりに症状が出て、って感じなんだけど。

小さな傷口などをきっかけに稀に筋肉や肺に菌が入り込むこともあるらしく、そこから劇症型となり、急激に症状が進むこともあるんだそう。もちろん免疫で抑え込める人もいるんだろうけどね。

 

この劇症型に進むと菌が出す毒素でショック症状が起きたり、筋肉の壊死が起こったりして、もう書いててひええええ…!ってなってるんだけど。

 

更に恐ろしいのが。

劇症型は30%という高い死亡率で、症状の進行がほんとに早い。壊死が始まると1時間で2,3cm進行し、数十時間後には亡くなってしまうことも少なくない。

命が助かるなら仕方のないこととは言え、手足の切断ともなればその後の影響も大きいですよね。

 

数年前、埼玉西武ライオンズのコーチが劇症型となり亡くなったニュース、私覚えてます。

この方も体の痛みなど体調不良を訴え、入院からわずか3日後に亡くなっています。進行早すぎでしょ…。

加えて持病のあるなしに関わらず、何だったら菌が入り込む傷口も見当たらなかったのに、って人もいたらしく、何がどうなって劇症型に進行するのかも分かっていないため、医者泣かせとも言われているんだそう。

 

そんな溶連菌、もう風邪と区別つかんがな、といった感じですが、特徴的な症状として舌の表面に苺のようなポツポツしたものがみられる苺舌があります。

かくいうお母さんにもこの症状が出ていました。といっても気付いたのは診断が出た後ですが。

 

早い段階のものであれば治療法もしっかりあるので、おかしいなと思った際にはとにかく早めにGO to病院!しましょうね。今の時期が流行期とのことなので。

 

そして飛沫感染もするのですが、薬を飲めば1日2日ほどで感染力をなくすので、それ以降であれば仕事も学校も大丈夫とのことです。まずは体調と要相談ですけどね。

 

あ、そうそう、あとね、合併症も結構怖いラインナップとなっていますので、出された薬をしっかり飲み切り、治った後にも注意が必要とのことです。

基本的な感染を防ぐことも大事だけど、それと同時に自身の免疫が弱らないようにも気をつけていきましょうね。

 

それでは、よろしくどうぞ。(肉を食え、肉を)

 

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ウメちゃんの初夢。