「さる。」と「まる」の よろしくどうぞ。

女のけつを追う女たちのぶろぐ。ときどき真面目

?????

〜熱気に包まれた会場〜

 

ザワ… ザワザワ…

 

 

?「さあやってまいりました、ニャクシング世界王者決定戦!現チャンピオンのシマ・アマエンボーゥ選手の防衛なるか!?それとも挑戦者、ウメ・チャーン選手の勝利となるか!?」

 

?「実況は私まると、解説には前チャンピオン、ミル・ツンデレーノさんにお越しいただきました!本日はよろしくお願いします!」

 

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ミル「よろしくおニャがいします。」

 

まる「さて早速ですが今回のマッチ、ミルさんはどのようにお考えでしょうか!?」

 

ミル「そうですニャあ、シマ選手は恵まれた体格を持ちニャがら、少し気の弱いところがある。ウメ・チャーン選手の勝機はそこをうまく突けるかどうかでしょうニャ。」

 

まる「なるほど!逆に言えばその部分で隙を見せなければ現チャンピオン、シマ選手の優位といったところですね!」

 

ミル「そうですニャ。ウメ・チャーン選手は体重でも大きく劣ります。代わりにスタミナ、スピードは申し分ニャいので、そのあたりにも期待したいです。」

 

まる「なるほど!では選手入場です!」

 

 

アナウンス「野良生活で培われたパワー!今回もその力でねじ伏せるのか!?赤コーナー、漁港ジム所属、、、

 

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シィーーーマァーーーーアマエンボーーーーーゥ!!」

 

ワアアアアァーー(歓声)

 

 

アナウンス「続きまして…

 

その負けん気の強さと身のこなしでチャンピオンを翻弄出来るか!?青コーナー、住宅街ジム所属、、、

 

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ウゥーーーメチャーーーーン!!」

 

ワアアアアァーー(歓声)

 

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まる「さあ両者挨拶の鼻チュッを終え、試合が始まります!」

 

カーーーン🔔

 

まる「第1ラウンド開始です!まず手を出していったのはウメ・チャーン選手でしょうか!?」

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ミル「さすがの気の強さ。しかしこれはフェイントですニャ。」

 

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まる「シマ選手も負けじとフェイントを入れていきます!しかしウメ・チャーン選手、ピチピチの動体視力でこれを見切っています!」

 

ミル「シマ選手は体力に不安がありますからニャ。こういったことに惑わされニャいようにしたいです。」

 


まる「おっとここで両者拳を振り上げッ…!?」

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ミル「ウメ・チャーン選手の左フック!でも少し入りが浅いか!?」

 

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まる「シマ選手少しのけぞったものの…!」

 

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ミル「お返しの右ストレート!」

 

カーーーン🔔

 

まる「っとここで第1ラウンド終了です!まずは序盤!ミルさんいかがだったでしょう!?」

 

ミル「そうですニャ、やはりウメ・チャーン選手の生来の気の強さ、そしてやっぱり若さですニャ。ドンドン攻めていいと思います!」

 

まる「では第2ラウンド開始です!」

 

カーーーン🔔

 

まる「第1ラウンドではお互いにフェイント、からの軽めの打ち合いが見られましたね!第2ラウンドは一体どういう運びとなるのでしょうか…!?」

 

まる&ミル「おっ!?」

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まる「っとこれはシマ選手が懐に飛び込んでいくか!?」


ミル「ウメ・チャーン選手カウンターの体勢です!」

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まる「先に入ったのはウメ・チャーン選手の左ストレート!」

 

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ミル「しかしシマ選手怯まず…!」

 

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まる&ミル「右フックゥ!!」

 

カーーーン🔔

 

まる「第2ラウンド終了です!」

 

ミル「シマ選手仕掛けていきましたニャ!カウンターが入ったものの、体へのダメージはそう大きくニャいと思います。」

 

まる「両者火がついてきたといった具合ですね!では最終、第3ラウンド開始です!」

 

カーーーン🔔

 

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まる「開始早々動いたのはウメ・チャーン選手!素早い身のこなしでシマ選手の後ろをとったか!?」

 

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まる「あぁーっとこれは右フックか!シマ選手の鼻っ面をとらえます!」

 

ミル「これは綺麗に入りましたニャ!」

 

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まる「さすがのチャンピオンもこの表情です!」

 

まる&ミル「あっ!??」

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まる「ここで間合いを詰めたことによってウメ・チャーン選手捕まってしまいます!

 

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そしてここでダウン!ウメ・チャーン選手ダウンです!!」

 

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ミル「ウメ・チャーン選手、たまらず距離をとりましたね。」

 

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まる「しかしそれでもウメ・チャーン選手果敢に攻めていく!試合終盤だというのにこの表情です!」

 

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ミル「振りかぶった右手は…!?」

 

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まる「入ったァー!渾身の、渾ッ身の右ストレートです!!」

 

カーーーン🔔

 

まる「ああぁーーっとここで終了の鐘!勝敗は判定に委ねられることとなりました!」

 

 

アナウンス「ニャクシング世界チャンピオン決定戦…判定の結果………

 

 

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ドクン…

 

 

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ドックン…

 

 

 

 


判定員①「シマ選手」

判定員②「ウメ選手」

判定員③「シマ選手」

 

シマ・アマエンボーゥ選手、現役チャンピオン防衛です!!!!!」

 

ワアアアアアァーーー(割れんばかりの大歓声)

 

まる「いやぁーチャンピオンの防衛となりましたね!やはり最後のダウンが大きかったのでしょうか!?」

 

ミル「そうですニャ。アレがなければもしかすると…。でもウメ・チャーン選手の持ち味は気の強さですからニャ。良い試合だったと思います!」

 

まる「ではここでインタビューにまいりましょう!」

 

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シマ「少しヒヤッとした場面もありましたが、まあこんなもんですニャ。まだまだ負けませんよ。」

 

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ウメ「悔しいですが、力が及ばニャかったということですニャ。良い経験として、これからも頑張っていきたいと思います。」

 

まる「あぁっと、ウメ・チャーン選手かなり目が腫れているようですね…。しかし彼女はまだ若い!次回こそ、と期待したいですね!」

 

ミル「負けん気の強さというのは生まれ持ったモノですからニャ。それがあるというのは強いですニャ。」

 

まる「ミルさんの現役復帰の声も聞かれますが、どうお考えでしょうか?」

 

ミル「どうでしょうニャあ。ただ試合を見る限り、シマ選手もまだまだといった具合ですニャ。」

 

まる「次の世界戦が今から楽しみですね!それでは、実況は私まると、解説は前チャンピオン、ミル・ツンデレーノさんでお送りいたしました!本日はありがとうございました!」

 

ミル「ありがとうございました。」