こんばんは。まるの方です。
いえーーい久しぶりのブログ!
というのも私は出戻りです。はてなブログさんの。
以前は一人でチマチマ書いていましたが、何の因果か「さる。」ちゃんと共同でやっか!となったもんで。
善は急げ、もとい、私たちはノリで動くタイプなのです。
そうして今まで痛い目を見てきたこともあったけれど、そんなことはお互いすっぽり忘れ、また痛い目を見る。早い話、似た者同士なんでしょう。
そんな「さる。」ちゃんが私のことを書いてくれていたので、私も「さる。」ちゃんのことを書いてみようと思う。
初めて会ったのは九州の某県、お互いの地元でもない、土地勘なんてもちろんない、そんなとこ。
泊まる場所に困った私たちは、初対面でありながらラブホへゴゥ。
したらまあ…
ゴキ出たよね…でっ…けえゴキ…壁をカサカサカサカサー!って…。
まあね、いくら花も恥じらう20代(当時)女子つってもさ、ゴキが出れば殺虫剤。そんぐらいの対応力はある。だからフロントにありかを確認して探したよね。おおよそラブホで探す機会のない、殺虫剤をさ。あの色気なんて1㎜もない、カンカンをさ。
でもさ、ねえの。
無理もないけど。だってラブホのさ、洗面台のとことか開けて、殺虫剤出てきたらそりゃもう色んなものが萎えるっていうか。どこを殺してくれてんだ、って。
そうやって私が殺虫剤を探している間、フロントと電話している「さる。」ちゃんの雲行きが怪しい。口論とまではいかなくとも、何だか口調がさっきより激しい。
いくらか会話を交わした後、
「はいそういうことです!!」
みたいなことを「さる。」ちゃんが告げ、電話を終える。
『どうしたん?』
「いや何か、殺虫剤見つからないから持ってきて、出来れば退治してほしい、的なことを言ったら、
それは私たちに殺虫剤を持ってゴキブリを退治しに来いということですね!??
って言われたから、はいそうです!!って答えたの。」
『何で同じことをブチ切れながら聞き返してくんの?』
そうして待つこと2,3分。寝間着の格好をしたおばちゃんが登場。それも、2,3人。私の記憶では3人いなかったかな。
結構ね、びっくりしたよね。
だってさ、寝間着だけでもびっくりするのに、3人来るんだもん。おばちゃんがわーわ言いながらさ。パジャマって言うより、寝間着って言う方がしっくりくるような服着たおばちゃんがさ。
多分ね、仲は良いんだと思う。従業員待合室みたいなとこで旦那がどーたらこーたら、楽しくおしゃべりしてたんだと思う。邪魔してごめんね、でも殺虫剤ないんだ。
あ、あとさ、多分そっちもびっくりしたよね。だってこっち、女2人だもん。
ここは一般的に、男女の1on1が繰り広げられるところだもんね。
花道が流川に1on1挑んで、当然負けるんだけど。花道にもそれまでやってきたことがあるし、意地もあるって食いついてさ。でも結局完敗して打ちのめされて。
ここはさ、それに負けず劣らずな、男女の1on1が繰り広げられる場所だもんね。
でもこっちはこっちでおばちゃんの格好と人数に驚いたし、そこは痛み分けってことでお互い触れなかった。
ゴキブリの脅威もなくなり、部屋にいるのはお互いを恋愛対象の性として認識するビアン2匹。
ドラマならね、いやドラマじゃなくたって、一般人のビアンだって。ラブホテルという特殊な場に身を置いたなら、間違いが起こることもあるかもしれない。
でも私と「さる。」ちゃんには何もない。
その時だけじゃなく、何ならラブホにも2,3回泊まったし、「さる。」ちゃんのお家に泊めてもらったことも何度かある。
でも、何もない。驚くほど何もない。割と手の早い私なのに、何もない。
こまめに連絡を取るでなし、なのにひとたび連絡を取れば、まるで先週まで連絡を取っていたかのようなテンションでお互いの近況を話せる。「さる。」ちゃんは私にとって、そんな友達なのです。
友達の少ない私だけど、こんな深く、そして心地よいと思える関係で付き合える友達がいるのなら、何の不満があろうか。
私はそう思うのです。
しょっぱなから長いブログになりましたが、私たちはこんな2人です。
よろしくどうぞ。