こんばんは。まるの方です。
昨日の続きです。こちらから読んでいるという方は是非とも昨日の方からお読みいただけると嬉しいです。
健康チェックの名の下ミルミルをお触りしていると、お腹にしこりが…!
細かい場所を言うと、一番下の乳首のところ。
なん、何だこれ!こんなん絶対なかったやん!乳腺にしこりって…やべえやべえ!びょーいんだびょーいん!
と一瞬で頭の中がパニックに。それから慌てに慌て、1時間後には病院の受付に。
あ、1時間後って遅いって思われるかもしれんけど、この時私汗かいてて。ちょっとシャワーでも浴びたいな、っていう状況だったの。
だから猛ダッシュでぶわーってシャワー浴びてぶわーって髪乾かしてぶわーってアイロンして(くせっ毛)すっぴんにマスクをパーン被せて運転しての1時間後、ということを付け加えておきます。そう考えたら中々の好タイムやろがい。
診察を待っている間、やっぱり良くないことが浮かびます。
まだ1歳よ…でも1歳だから癌ってのは考えにくくないか…?じゃあ良性のしこり…?でも今調べたら猫さんの乳腺のしこりは8割が悪性のものって書いてた…それも知らんかったな…
あんな触ったらすぐ分かるようなもの…何で気付かんかったんや…毎日とは言わなくとも、週に数回はお触り健康チェックしてたのに…
と考えても仕方のないことを考えつつ1軒目の診察を終え、パニックを継続したまま週が明けてセカンドオピニオンへ。
このセカンドオピニオンにと行った病院、昔わんこさんを飼っていた時にお世話になっていた病院で、まあ有名なところなの。っていうのも設備がすごくて。そのため県外からも患畜さんが来るという、待ち時間がエグめのところなのです。
定時で会社を飛び出し18時に受付。その時点で待ち患畜さんが20頭以上orz
車の中でミルミルとごろごろしながら待ち、呼ばれたのは20時前。
借りてきた猫のように大人しいミルミルを診てもらい、エコーを撮ってみましょうということで一旦預けます。
そしてこの病院、造りが面白くて。
大体の病院の診察室って、患者さん側の入り口とお医者さんが入ってくる側の入り口がそれぞれあって、その入り口ってどっちも普通のドアだよね。
でもこの病院はお医者さん(獣医さん)が入ってくるドアがガラス(?)になってて、向こう側がばっちり見えるの。
だから手術ではない処置をされてるわんこさんや猫さんの様子が見えて、
あの猫さんじっと我慢してるな。偉いな。
あのわんこさんはちょっと抵抗してるな。お尻のあたりを何かされてるのかな?そりゃあ気持ち悪いよね。
なんて風に確認出来て、見えないとこでわちゃわちゃされるより飼い主としても安心出来るのではないでしょうか。
そんな感じでみんな大人しくしてて偉いな、と思っていると、
その後ろをお姫様抱っこされながら通り過ぎていくミルミル。
いやいや、どの子より大人しいやん。借りてきた猫どころかぬいぐるみかて。唯一の知ってる顔である私と離れて不安でカチコチになってるやん。
とまさかのウチの子が一番大人しい状況に少しだけ笑ってしまいました。
そして撮られたエコーがこちら。
いくつか袋、嚢胞(のうほう)がある。中身は液体っぽい。具体的に何なのかってのは、中身を採ってみなきゃ分からない。
じゃあこれからの治療方針(?)はどうするかってことなんだけど、
①針を刺して中身を採って検査してみる
②とりあえず様子見で1週間ほど炎症止めを飲ませてみる
1軒目2軒目ともにこんな感じだったんだけど、もし何か大掛かりな治療をすることになったりしたら設備が揃ってる方がいいな、ということで今回は2軒目の病院をメインとすることに。決して1軒目に不満があるとかじゃなくてね。
まずは②を選択したのですが、もうね、この薬は絶対飲んでもらわねば!多少ひっかかれるぐらいなんのその!
と朝晩気合いを入れて飲ませましたが、一度もひっかかれることなく全ての薬を飲んでくれました。ミルミル偉すぎかて…。
ちなみにこの薬、錠剤なので砕いて粉にしておやつに混ぜて、でも良いのですが、ミルミルはおやつに食いつかないのでピルポケットに薬をねじ込んで口に放り込みました。
1週間分の薬を飲み、果たしてミルミルのしこりは…!
変化なし。
びっくりするほど変化なし。え、うそやん?って。ミルミルも私も、多少頑張って薬飲んだ&飲ませたよね?って。
というわけで2回目の病院へ。
前回と同じように定時で会社を飛び出し、同じ時間に受付をすると…
待ち患畜、31頭☆
前回が18時受付で20何頭待ち、呼ばれたのが20時前。じゃあ今回は21時頃かなー☆
と半ばヤケになりながら待っていると、20時40分頃に呼ばれ診察室へ。
しこりに変化がないことを伝え、諸事情があったため次回針を刺して組織を採ってみましょうということに。
そうして3回目の病院を数日後に控えた先週末。
しこりが小さくなってる…!
何かね、木曜に確認のお触りした時に、あれ?何かちょっとちっちゃくなった?気のせい?って感じだったんだけど、金曜には明らかにちっちゃくなってて。更に土曜に確認したらよく触らないと分からないぐらいのサイズになってて。
で一昨日3回目の病院だったんだけど。
しこりは小さくなったものの、予定通り針を刺して検査してみることに。
処置をしている間、
ぎええええ…!
と内心悲鳴をあげながら(私が)、今採取したばかりの中身をプレパラートに一滴落とす看護士さん。それは少し黄色がかった乳白色の、とろっとした液体のようなもの。
じゃ検査してきますね、という先生たちを見送り、止血中にも関わらず診察台の上から逃げようとするミルミルをわしゃわしゃ。
5分もしない内に戻ってきた先生から、
大丈夫、悪性のものではないよ。
という言葉を聞いた時は、口からほう、っと息が漏れました。
エコーを撮った時点で中身が液体っぽい&まだ1歳ということで、癌とかではないだろうってのは分かっていましたが、やっぱり検査が終わるまではね…。
今回のことで考えられるのは…
避妊手術をすればそれ以降乳腺が発達したりってのがないから、それに関わる病気を防げる。
だから生後半年ぐらいから避妊手術が推奨されるんだけど、ミルミルは生後8ヶ月(推定)ほどで手術。
2ヶ月の違いだから誤差ぐらいのもんなんだけど、もしかしたらその間に1度発情期がきたのかもしれない。それによって刺激を受け少しばかり発達した乳腺(のとこにあった袋)に、今回何らかの原因で中身が溜まり、逃げ場を失ったんじゃないか。
薬の効果で落ち着いたかどうかは何とも言えないけど、時間を置いて溜まってた中身は吸収されたんだろうね。
っていう感じで。結局のところはっきりした原因は分からないし、今後また同じことになるかもしれない。
でもとりあえず悪性のものではなかったので…
よがっ…だ…(´;∀;`)
もう、もうほんとここしばらくの間ふとした時によくないこと考えちゃってさあ(´;∀;`)
私普段は割と冷静な自信あるんだけど、今回のことを踏まえて意外とそうでもないんだな、っていうのを実感致しました。
これからはお触り、毎日しようと思います。
それでは、よろしくどうぞ。(ほんどに…よがっだ…(´;∀;`))