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女のけつを追う女たちのぶろぐ。ときどき真面目

てんやわんにゃ③

こんばんは。まるの方です。

 

てんやわんにゃの続きです。悲しい話が含まれているので、苦手な方は読まない方がいいかもしれません。

 

 

 

 

 

それから2時間ごとに起き、安全な場所に置いた子猫のお湯替え。お母さん猫は変わらず別の場所にいる様子。子猫と近いし鳴き声も聞こえてるはずなんだけどね…。

 

何度目かのお湯変えのタイミングで朝になり、まだお母さん猫も敷地内にいたため、昨日と同じ感じで子猫を近付けたらどうだろう、と毛布で子猫を包みお母さん猫の元へ。

しかし子猫を近付けるたびスッ、と離れていき、これはいよいよ育児放棄か…という考えが頭によぎります。

ただ、この時点ではお母さん猫も相当しんどそうで。なんつうか、肩で息してる感じと言うか。ご飯もほとんど食べなくて。

まだ育児放棄どうこうってのは分からないけど、でもこれ以上子猫のミルクの時間が空くとやばい。

人間の匂いがつくと、いよいよ育児放棄になっちゃうんだろうけど…そうは言ってられんよな、とホームセンターへブウウウン🚗

 

ミルクと哺乳瓶はすぐに見つかったけど、哺乳瓶のサイズが合わなかった時のためにスポイトも欲しいな。一番良いのはシリンジなんだろうけど、このお店にシリンジってあるんかな?でスポイトってどこにあるん?キッチン用品?なんなの?と迷っている時間がもったいないので、サクッと店員さんに尋ねます。

 

まる「すいませーん、スポイトってどこにありますか?」

 

店員さん「スポイトですか?どういった用途で?」

 

まる「かくかくしかじかで哺乳瓶はあったんですけど念のため〜」

 

店員さん「なるほど、少々お待ちを。」

 

無線機スッ

 

店員さん「こちら◯◯、スポイトってどこにありますか?」

 

と店員さんが無線機で尋ねた瞬間、2つ隣ぐらいの列にいたであろう別の店員さんの

 

「スポイト?何用の?」

 

って声が聞こえきてちょっと笑ったよね。もう無線いらんがな、って。

そうして更に別の店員さんが加わりやりとりしてくれているのを待っている間、最初の店員さんから

 

店員さん「猫ちゃんですかー。小さいんですか?」

 

まる「昨日産まれたんですよー💦だからまだちっちゃくてちっちゃくて💦」

 

店員さん「昨日!?それはまーぁ…。あ、それだけ小さい子にミルクをあげる時は…」

 

とまさかの授乳アドバイスなんていただいちゃって。特段猫に縁がありそうにも見えない普通のおっちゃんって感じだったけど、右も左も分からなかったからめちゃくちゃ助かったよ(´;∀;`)ありがとうおっちゃん!

しかもシリンジもあったからね。そうしょっちゅう行くところではないけど、今度からなるべくここを利用させてもらおう。

 

そうして帰宅してから初めての授乳に取り掛かります。

えーっと、まず乳首んとこに穴開けるのね…大きく開けすぎないように気をつけて…と。

お湯の温度はこれぐらいで、粉ミルクがこうで…そんでよく混ぜる、と。

こういう時、気分はバーテンダーになっちゃうのはどうしてなんでしょうね。

 

あぐらをかき、そこにペットシーツをかぶせ、いざ子猫を手に取ります。ああもう!ニーニーニーニーよく動くな!

 

誤嚥しないようにうつぶせの体勢で首を上にして乳首をくわえさせて、と…。どうだ?飲んでるか…?

う〜〜ん…ほんっとに少し飲んだっぽいけど、これじゃさすがに少なすぎるな…。

と思ったものの、あまり無理させるわけにもいきません。空ける時間短めで、またあとであげてみるか…と初めての授乳終了。

 

ちなみにこの時初めて体重を計ったのですが、クロちゃん75g、キジちゃん77gと、産まれたての子猫の平均体重100gには届いていませんでした。

 

続く。

(大丈夫、言われなくても分かってる!文章長いって分かってる!)